2011年8月28日日曜日

ぽっかぽかから お父さんを亡くした時の話

私の好きな本に「ぽっかぽか」があります

単行本⑤さようならから
田所麻美がお父さんを亡くした時の話です

私が悲しいのは生きている時に
「ありがとうっていえなかったこと」
という話がありました

いつも元気な麻美が涙を流したシーンは
何度見ても泣いてしまいます
いつ起こるかわからない突然の別れの為に
普段から「ありがとう」と面と向かって言えないものです

残されたものが幸せに生きていれば
逝った者は安心なんだ

という慶彦の友達中村の言葉も残ります

無理して笑顔になる事はないと思います
でもいつかは幸せになれる日が来ると祈っています

ぽっかぽかにもあったように
きっと今まで過ごした日々がそのまま「ありがとう」なんでしょうね

ありがとう・・
ありがとう・・・
ありがとう!!!

さようなら・・・・おとうさんのこと忘れない

そう、忘れないでいる事が一番の供養だと思います
記憶している事が、生きていたという事実


最後にお葬式での慶彦と麻美の会話から (一部抜粋)

慶彦  お義父そっくりだ・・・・

似てるな・・
子供たちだよどことなく似てるだろ

麻美  血筋の見本市!

慶彦  皆の中にお義父さんがいるんだな

麻美  ・・・そうね そう考えると
     少し悲しみが減るわね

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