2012年3月24日土曜日

ピックアップ記事:「思いは同じ」「支え合って進もう」 陸前高田市

新聞記事からピックアップ
 
思いは同じ」「支え合って進もう」 陸前高田市(産経ニュース)2012.1.17 09:35

思いは同じ。支え合って進もう-。阪神大震災から17年を迎えた17日、東日本大震災の被災地で、地域住民らによる追悼行事が行われた。遠く離れた関西と東北の被災地を、鎮魂と再生の灯火が照らした。
岩手県陸前高田市では、地域住民らが、阪神大震災の被災者らと思いを共有しようと、犠牲者の鎮魂と町の再生を願う神戸市のガス灯「1・17希望の灯り」を 分灯した「3・11希望の灯り」を、昨年12月に建立していた。その直後、メンバーの小松茂さん(61)が「神戸市のみなさんの支援に対し、感謝を伝えた い」と、1月17日の追悼行事の企画を提案、準備を進めていた。
半分に切ったペットボトルに水を張った住民手作りの灯篭(とうろう)約 100個に、被災地支援を続けるNPO法人「たすきプロジェクト」代表で、神戸市在住の堀内正美さん(61)がろうそくを提供。灯火が移されると、会場周 辺に暖かな光がゆらめいた。午前5時46分、集まった約30人は静かに目を閉じ、黙祷(もくとう)した。
長男を失った浅沼ミキ子さん (48)は「肉親を亡くすことでしか阪神のみなさんの苦しみに気づけなかった。当時何もできなかった後悔と、どうか安らかに、という気持ちで祈りまし た」。小松さんは「親類や友人ら20人以上が津波にのまれたが、神戸市の人々との交流で“家族”が増えたようだ。灯は、同じ苦しみを持つ者がともに生きる 力だ。それぞれの復興に向け、踏み出したい」と思いを新たにしていた。



*新聞ピックアップ
インターネットの新聞記事は消えてしまう事があるので、引用紹介していきたいと思います。

自分が悲しみを経験して初めて人の悲しみに気付く事が多いと思います。
こんなにも生きている人生の中で、悲しみを背負って生きている方が多いということを。
生きる方に回ったものが、どうこの悲しみを受け止めどう考えていくのか
人それぞれで、それぞれの考え方があると思います。
そんな皆さんの想いを繋いで、悲しみに向かおうとしている方へのメッセージとして
微力ながら発信していきたいと思います。

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