2012年5月5日土曜日

神戸の桜

阪神大震災で息子さん夫婦を亡くされた、足立さんからお手紙が届きました。
当時の手記はこちら
4月に届いたお手紙で早くにお伝えしたかったのですが、遅れてしまいました。

足立さんは結婚して4ヶ月目の息子さん夫婦を亡くされています。
震災から5年目に、息子さんが住んでいた近くの公園に「二人の生きた証に」と
樹齢5年のソメンヨシノを5本植樹したそうです。

それから毎年「桜を囲んで語る会」を催しているようです。
 桜の成長具合など、そのまま息子さんを見ているような文章に
微笑みながら読ませていただきました。

足立さんにとっては、桜は息子さん夫婦そのもの。
写真が同封されていましたが、とても楽しそうな様子に17年の月日を思いました。
 桜を見て、また来年も桜の下で語り合うことを目標に一年を頑張っておられるようです。



「生きた証」・・・最近よく聞く言葉です。
桜が元気でいてくれることが、足立さんの生きる希望になっているのでしょうね。

このような桜、植えてみたいと思いました。



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