2013年11月28日木曜日

素敵な絵本

11月のはじめ。
素敵な絵本をプレゼントに頂きました。

大好きな酒井駒子さんの絵でした。
「くまとやまねこ」
湯本香樹ぶん 酒井駒子え





友達同士の「くま」と「ことり」のお話 で
大好きなことりが突然死んでしまった所から話は始まります。

喪失感をこんなにも淡々とかつ優しく描かれた絵本に初めて出会いました。
まさしく自分の心の中を分ってくれているかのように。

機会があったら是非おすすめしたい一冊です。
皆さんの感想も聞いてみたいです。

私にとってはとても大切な一冊になりました。

 

2013年10月27日日曜日

時薬

悲しみは月日と共に薄れていく
という言葉の意味を持つ「時薬(ときぐすり)」

この「時薬」の効果というのはどのようなものなのか。
この「時」は半年、3年、5年、10年、30年、、、、
どのくらいなのだろう.....


確かに、当時のことを思い出すと
毎日毎日涙が溢れ出し、胸が苦しく、張り裂けそうな日々は
時と共に薄れてくると思います。

でも「泣くこと=悲しみ」ではなく、「泣けない悲しみ」に変化していたような。
たまに思い出す悲しみが、とてつもなく心を刺すような苦しい悲しみだったような気もします。

そして、やっぱり、「時が薬」ではなく、
向き合ってきた自分自身の頑張りなんだと思います。

そんなことを思い出しながら
きっと、きっと、まだまだ2年半という月日の中で
色々な思いとぶつかっているのかなと想像していました。

そして、、、、


食べることが美味しく感じ、楽しみを見つけられるようになった自分があるならば
認めていい気持ちなんだと思います。

昔、私も必要以上に自分をいじめていた時期がありました。
でも、ある絵本の出会いから自分を大切にしようと感じるようになりました。
それが、お空に先にいるあの子達の願いなんだと。


悲しみはいつかきっと
優しさだったり
思いやりへと
変化していくものなのだと私は信じています

2013年10月10日木曜日

たまに聞いて欲しいとき。

ほっといて欲しい時も多々あった。
でも、無性に聞いて欲しいときもあった。

大好きな人の名前が、日常の中で聞けなくなったとき
凄く寂しくなる。

皆さん、どうしているのだろう

お話できる人が周りにいるといいな

私はもっぱらネットの中で話していた

誰に言うわけでもなく、誰かに聞いて欲しくて

2013年8月24日土曜日

お盆

お盆というと…
若い頃は、ちょっと面倒な日でした。

特にお嫁に行ってからは、なれない台所仕事に
親戚への対応とため息をつく時もありました。

でも、今はまったく変わってきました。
お盆の起源は分らないそうですが、祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事が
仏教の行事となっていったようです。
そう、こうして忙しくしているのは親戚をお迎えするだけではなく
亡くなられた方への心なしのおもてなしなんだと思うようになり
送り火や、盆だなの用意、毎日のお供え物の準備など苦にならなくなりました。

特に、地域の風習というものには色々な意味があって、その一つ一つが
亡くなられた方への想いそのものなんだと思います。
地域では故人が帰ってこれるように通り道を草刈をするような風習もあるようで
目には見えないけど、目を閉じてそこにいるような・・・
そんな感じになれるお盆でした。

今年のお寺の入り口に書かれていた言葉は

心のうち
聞いてもらいに
墓参り

会いたいと願う、生きているものの願いや祈りが込められた
お盆という行事に、精一杯の気持ちを込めてお迎えしました。
 
 

2013年8月4日日曜日

夏本番になってきました。

久しぶりの日記です。
7月とというのに、梅雨の間中の東北は長袖で過ごすほど涼しい日が続いていました。
8月、ようやく梅雨明けです。
急な暑さに負けないようにと心がけ、熱い飲み物を飲むようにしています。

さて、家族のものが調子が悪く、なかなかPCに向かう時間も余裕もありませんでした。
こうしてみると、健康と言うのはありがたいものなのだと思います。
悪い方向に向かわないと、今のありがたさを忘れてしまいます^^;

震災以来、挨拶を交わすようになった方がいます。
その方と、お話しているときに
実は、何年か前に娘さんを病気で亡くしたと話してくださりました。
当時、娘さんにはまだ小さい子供さんが三人たということ。
孫達を自分がかわりに育てて、今はすっかり大きくなったのよと。
あなたのように、子育てをしている母親を見ると、親の愛情を受けて育つ子供達が羨ましいと
話していました。
いつも、笑顔の裏に大変な想いを抱えていらっしゃるのだと始めて知りました。
話される表情から、娘さんを失った悲しみと、お孫さんへの優しい気持ちが読み取れました。
物腰の柔らかい、本当に素敵なおばあちゃんです。

最愛の方を亡くすという事は経験しない方がいい事は確かです。
でも、悲しみを抱えて生きている方の表情は、深い優しさを生むような気がします。
私は失った命をどう、自分の中で受け止めていくのか
あの子達は何を教えてくれたのか・・・考える時があります。
鏡の中の自分の顔を眺めては、あのおばあちゃんの様な優しい表情になりたいなと思いました。

亡くなった方を偲ぶと共に、亡くなられた方がきっとギリギリまで強く思われた
「生きたい」と願った時間を私達は生きているのだから、
日々笑顔になれるよう生きていけたらと願います。
そして、子供達にも出来るだけの愛情を注ぎたいとも思いました。
(なかなか出来ない事でもありますが)

子供を失った当時の日記、悲しみを綴った日記を久しぶりに読み返していました。
今見ても、涙が溢れます。
忘れていた思いもあり、こうした日記はそのまま、
あの子への思いなんだと振り返ることができました。
お腹の中で亡くなったので、形見はないのですが、この日記があの子の形見として
可愛い缶に保管してあります^^

私の中では、あの子が生きていたら・・・という思いは、正直かなり薄いです。
当時、交流を持たせてもらった方から、「与えられた時間を精一杯生きたのよ」
という言葉をもらいました。
確かに、お腹の中での5ヶ月という月日は短いけれど、
沢山の喜びや愛おしさを与えてくれた時間でもあったのは事実で

あの子が与えられた人生の長さと理解しているからかもしれません。
そして、口では言いませんが私の中では(失った二人の子の数を加えた)4人のママという気持ちが
とても強いです。

あの子達がいたおかげで、今がある。
私達夫婦の間に、きてくれて本当にありがとう。
失った、9月が近くなるたびに思い出す気持ちでした。





八月はお盆の季節、迎え火をたいてお迎えしたいと思います。








2013年4月14日日曜日

ちょっとお知らせ...

4月に入り、2年1ヶ月が過ぎました。
阪神淡路大震災の方のお話しを伺った際に・・・
多くの方が、特に当初3年間は辛く苦しいものだったと聞きました。

そう考えると2年・・・・
周りのものからみれば、もう2年
でも、まだまだ2年・・・

前回もご紹介いたしましたが
震災のママ達の声を記録に残す活動のお手伝いをしていますが
3月に第3号の冊子を発行することになりました。
しおクローバー発行の冊子ですが、この冊子に
~ワスレナイ~というページがあります。
2012年9月発行の第2号から始りましたが
その中に、お子さんを亡くされたお母さんの声を収録しています。
そして、引き続き第3号でも声を頂く事が出来ました。

続けて声が聞けるという事は、周りのものにとっては
凄く勉強になる想いではないかと思います。
子供を亡くした思いの他に、生きていく苦しさや、
DNA鑑定の為に採取した爪と歯を受け取りに行った話など・・・
お母さんの文章を読んで、いかに子供を失うという事は大きなものなのだと感じます。

悲しみを共感しなければ、一緒に苦しまなければ・・・
とかそういう気持ちは私にはありません。
ただ、気持ちを知る事で、子供を亡くされた方の話しを聞くことで
人それぞれ感じるものがあって、事実を忘れないででいくことが大切だと思います。
具体的な結果がなくても、忘れないでいる事、よりそう気持ちがあるだけで
変わっていくものだと思う。

 だから、多くの方に読んでもらいたいと思いご紹介します。

3.11東日本大震災
子供達を守るために
~あの時のママ・こども達の声~

http://mamanote2011.blog.fc2.com/blog-entry-221.html

ただ、この冊子は多くの犠牲者があった震災ということを忘れないための
遺族でない方へのメッセージにもなっています。
ご遺族に向けたものではないのということ、付け足しておきますね。