2013年8月24日土曜日

お盆

お盆というと…
若い頃は、ちょっと面倒な日でした。

特にお嫁に行ってからは、なれない台所仕事に
親戚への対応とため息をつく時もありました。

でも、今はまったく変わってきました。
お盆の起源は分らないそうですが、祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事が
仏教の行事となっていったようです。
そう、こうして忙しくしているのは親戚をお迎えするだけではなく
亡くなられた方への心なしのおもてなしなんだと思うようになり
送り火や、盆だなの用意、毎日のお供え物の準備など苦にならなくなりました。

特に、地域の風習というものには色々な意味があって、その一つ一つが
亡くなられた方への想いそのものなんだと思います。
地域では故人が帰ってこれるように通り道を草刈をするような風習もあるようで
目には見えないけど、目を閉じてそこにいるような・・・
そんな感じになれるお盆でした。

今年のお寺の入り口に書かれていた言葉は

心のうち
聞いてもらいに
墓参り

会いたいと願う、生きているものの願いや祈りが込められた
お盆という行事に、精一杯の気持ちを込めてお迎えしました。
 
 

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