2012年12月16日日曜日

仕方のないことなのだけど・・・

傷つく言葉を言っていないだろうか?
表情はどうだろうか?
ご遺族の方と話す時、きっと私の心は伝わっていると思う。


昔の私もそうだったから。

相手の表情に敏感になっているので
遠慮をしている気持ちはすぐに気付いてしまう。

普段おちゃらかな私は、相手を困らせないようにと
「前向きに頑張っているのよ」という
「すごいね、私には真似できない・・・」
そんな、無理をする自分が苦しくて、心の扉を開けない私は、
なんでも話せるネットの世界で生きていた。

顔色を伺わなくて良い世界。
そして、同じ境遇の人がいる空間に安らぎを感じた。

悲しみを共有できないのは仕方のないことだと思っている。
でも、その時は苦しかった。
無事に産む事が出来なかった私にとって
「お産って、痛いんだって~」
と話す友人の悩みや不安が、幸せな悩みの思えて、
 にこやかに過ごさなければいけない空間から脱出したかった。

毎日を過ごしながら、同じような周りとの関係を保ちながら、
悲しみを抱えていく難しさを思い出していました。



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