2012年10月19日金曜日

震災の本

今までは読めるか自信がなかった震災の本。
知ることから始めなくてはと、何冊か手に取り読み始めています。

ご遺族の方にとっては目にしてきた現状を
私は今、本を通して知ることしか出来ません。


正直、震災時の遺体の状況がこれほどまでとは思いませんでした。


遺体安置所の様子、遺体の様子、火葬までの様子、
そして今も大切な方が行方不明という現状。

知らないことが多すぎます。

ただ「震災死」という本の中で、
杏林大学准教授・高木先生の話が載っていました。


-----引用------

私は 亡くなった人は苦しんだのか、とも聞いた。高木氏はこう答える。
「今回の震災に限らないが、それはご遺族の方からよく聞かれる問い。
おそらく、今回は即死など短い時間で死亡したケースが多いと思う。
強い水圧のために、脳に流れる血流が止まり、
立ちくらみのような状態になり、意識を失った人も少なくないだろう」

----ここまで-----

苦しんだのだろうか・・・せめて苦しまないで欲しい
と願う遺族の方がほとんどだと思う。

この話が載っていたので、、、、引用させていただきました。
 



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