2011年11月2日水曜日

沢山の思い

子供が先に往くというのは、親にとってというより人間にとって一番辛い事のように思います。
何を差し置いても、守るべきものを失った事への責任が自分自身に降り注いできます。

私も妊娠4ヶ月で子供を失ったとき、自分が代わりたくて、代わってあげたくて、自分が生きているのが嫌になるくらいでした。
でも、(4ヶ月でもきちんとした形をしているのですが)産んだ娘の顔が、本当ににっこりと笑って、それはもうかわいくて仕方がない位の表情でした。
お腹の中で苦しかっただろうに、生きたかっただろうにと思う反面、あの笑顔を見ると、私も頑張らなくてはいけないと心の中で思った事がありました。
あの子の分まで「生きる」という事にきちんと向き合おうと。

実際は、泣いて・泣いて・めげて・頑張ろうか・でも駄目・泣いて・泣いて・頑張ろうか・・・・

位の頑張りでしかなかったような気がしますが。

当時の思いの詩をまたご紹介

ありがとう

ごめんね」と
言いたくてもいえなくて
何度自分を責めただろう

「ごめんね」と
言いたい時にもういない

後悔ばかりが表立ち
何度も自分を責め立てた

でもね、声が聞こえたの
確かに声が聞こえたの

「もういいよ、泣かないで」って声がした

悲しい顔は見たくない
僕のせいでなかないで
笑った笑顔がみたいから
もう責めないでねっ、ママ

涙がほほをつたった
前とは違う涙の色
ごめんねからありがとう

明るく笑顔を見せてみた
あなたのママになれたこと
心からのありがとう


こうして、色んな思いをメモ帳に綴っていました。
それも、これも子供たちとの思い出の時間だと思っています。





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