2011年9月12日月曜日

震災から半年

今日で6ヶ月。

半年を区切りに行方不明者の死亡届の提出を考えている方もいるそうです

死亡届、被災3県で3281人 震災による行方不明者(河北新報)


仙台法務局と盛岡、福島両地方法務局の直近の集計が出そろった2日現在、宮城、岩 手、福島の3県では震災による行方不明者3281人について死亡届が提出され、うち3250人分が受理された。不明者の家族の約8割が死亡届を提出してお り、震災の発生から半年を前に、心に区切りを付けようとしている。
受理数は宮城県が最多の1630人。うち石巻市が560人、女川町が325人、気仙沼市が280人、南三陸町が260人だった。岩手県は1429人で、大槌町が503人、陸前高田市が309人など。福島県は191人だった。
仙台法務局は「届け出は6月がピークで、初盆の8月にかけて緩やかに増加した。届け出をしていない家族にとっては、心情的に来年3月の震災1年が区切りになるのではないか」とみている。

2011年09月11日日曜日


そんな中


まだ待っていたい・・・「あなた」捜す日々 不明者家族複雑(河北新報)

 宮城、岩手、福島3県で、東日本大震災による行方不明者数は約4100人に上る。発生から半年を経て、苦渋の思いで死亡届を提出する家族が増える一方、「帰り」を待ち続ける姿もある。心の底にやり場のない悲しみと喪失感が沈殿する。

  「あの日から何度も何度も捜し歩いた。お父さんのおかげでダイエットができたわね」
宮城県石巻市雄勝町。がれきが散乱する自宅跡にたたずみ、高橋千賀子さん(60)が、疲れた表情に無理に笑みを浮かべる。
夫伝(ゆずる)さん(64)は高台の自宅で津波にのまれた。「ここにいれば大丈夫」。伝さんはそう言っていた。千賀子さんが車を山の上に移動している間に、想像を超える津波が家を襲った。
 千賀子さんは連日、足を棒にして伝さんを捜した。遺体安置所にも繰り返し通ったが、見つからなかった。
死亡届は出していない。葬儀も行っていない。あり得ないとは思いつつも、「どこかで生きているかもしれない」という期待を捨てきれない。千賀子さんは「1年ぐらいはこのまま待っていてあげたい」と言う。
宮城県女川町の会社員末永博さん(49)は8月、津波で行方不明になった妻(47)の死亡届を提出した。14日に遺体で見つかった次男(11)をはじめ犠牲になった家族、親族の合同葬儀を行う。
行方不明のままの葬儀には抵抗があるが、末永さんは「いつまでも悲しんでいられない。気持ちを整理するためにもやろうと決めた」と言う。
 先日、次男と妻の夢を見た。夢の中で自分に抱き付いてきた次男の体は温かかった。
     「いつもそばにいるから。そう励まされた気がして…」
2011年09月11日日曜日
人それぞれで、区切りと思える日は違うと思いますが、時間によって区切りと思ったり、何かのきっかけによって区切りと思えたり・・・・

震災から半年、 色んな思いが詰まった日となったのではないかと思います。

黙祷・・・

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